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こんにちは! ゴルフをやってみる後編です。 クラブを持ってドキドキ3階の練習場へ上がると、 向こうには新宿副都心の夜景が広がっていました。 きれいだ・・・。 都会の夜空に向かって ポーンと白い球が弧を描いて飛んでいく妄想が沸き上がり、 私(町田市出身)もいっぱしのシティガールになったものだなぁ、 と小さく震える。 心の中で「ナイスショット!」と呟きました。 さて、握り方を教わり、 クラブに球が当たるまで目を離さないように顔を固定、 膝を折り、腰を折り、 体の位置はそのままで腕をあげ・・・ 「先生!何故かこれ以上腕が上がりません!」 一度に複数の指示をされ混乱した私のボディ、 腕の上げ方がわからなくなってしまいました。 先生に腕を上げるのを手伝ってもらい、 いざ、第1打。 ここで先生 「打とうと思うな、降り下ろすだけでよい」 あたかも人生訓のような御言葉が! 私はクラブの重さに身を任せ、ただ、腕を降り下ろしました。 カコーン 当たった~!! 白い球がポワンと20ヤード辺りに飛んで行きました。 嬉しい。 当たっただけなのにとっても嬉しい。 それから、 ガゴッとクラブが芝に当たったり、 カツン、コロコロと球が転がり落ちたり、 時々カコーンと良い音がしたり その夜の神宮球場は日本シリーズ第3戦。 ヤクルトスワローズへの大声援を我が声援に変え、 私は1時間打ち込みました。 ヤクルトファンの村上春樹さんは、 そうだ作家になろうと神宮球場で思い立ったとエッセイで読みました。 村上さん、 私は神宮で40才への第一歩を踏み出しましたよ。 私のカコーン、聞こえますか? 球場のどこかで観戦しているかもしれない村上さんに届け、 私のカコーン。 うっすら汗をかき、また来よう、と思いながら練習場をあとにしました。 ミッション、コンプリート! その夜飲んだワインの名前はOpen Now 。 新しいことを始めるのは楽しいものだ、 となんども同じことを言いながら、 ワインを空けました。 筋肉痛は、きっちり1日半後にやって来ました。 ナイス・フォーティ❤ 次回は、その2:伊勢参りに行ってみるです。 ええ、行きましたとも!