GOGH Cafeオーナーが各界の著名人に“ゴッホ”に対す思いを聞いていきます。
今回のお客さまは芸能界で最もゴッホを知る人。2009年に三好十郎作「炎の人」の舞台で、みごとにゴッホを演じきって多くのファンを魅了した俳優、市村正親さんです。
©ホリプロ
俳優・市村正親(いちむら まさちか)
1949年1月28日生まれ
Qオーナー:市村さんがゴッホの絵との出会ったのはいつごろですか。またゴッホ作品の魅力は?
A市村さん:最初は、たしか学生のときに教科書で見た「アルルの跳ね橋」ですね。「ひまわり」を知ったのは三好十郎の「炎の人」を知ってからで、ゴッホを演じるにあたり文献や手紙など読みました。またゴッホの画集には初期から最後までの作品が載っています。あんなにしつこく労働者の顔だけを描いていたり、靴やじゃがいもを描いたりほとんど真っ黒な絵があれば、パリに行ってからは画風が変わって点描っぽくなって、またいろいろな影響を受けていく。そしてアルルで自分の耳を切って、サン・レミの病院に行って、そこでゴッホの絵が完成したんだという感じがしますね。うねるようなタッチ、全部がうねっているような絵が、ゴッホが到達したゴッホらしい絵だと思いますね。
>>第2回に続く>>