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以前、炊き込み御飯の食材として使った、クワイ。 炊き込み御飯だけではもったいないので、素揚げにしてみました。 皮をむいて、芽の部分は…切らずに残しておきます。 クワイは不思議な事に、実ったその時から、来春出る芽がもう付いているんです。 だから「芽が出る」→「芽出たい」→おめでたい縁起物の食材として、正月のおせち料理などに登場するそうです。 という訳で、芽も一緒にいただきます。 調理法はいたって簡単。自家製の小麦粉を軽くまぶして揚げるだけ。 低温でゆっくり揚げたものの、やはり先に芽だけが焦げそうになりました…。 でも、いい色です! 一口食べてびっくり…! 炊き込んだ時はほろ苦かったのが、今回は濃い甘みが口の中に広がりました。 例えるならサツマイモと栗を足しで割った様な…。 まるでお菓子みたいな味でした。ちなみに芽の部分はカリっとして、これまた美味。 少し塩を付けるとますます美味しく、ビールが欲しくなります。 さらに…。同じく炊き込み御飯にした菊イモを使って、 肉ジャガのジャガイモを菊イモに替えた「肉菊イモ」を作ってみました。 キクイモは火を通すとすぐ溶けてしまうので、なるべく厚めに切ります。 他は普通の肉ジャガの作り方で… 完成です。 食感はトロトロで、更にその中に甘みが広がり、これも美味しかった! 皆さんも試してみてはいかがでしょう? それでは、メリークリスマス!そしてよいお年を…。