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金平茂紀
1977年 TBS入社。
社会部、「ニュースコープ」副編集長、モスクワ支局長、ワシントン支局長、ニュース23編集長を務め、2005年から報道局長、2008年からはアメリカ総局長として、アメリカを中心に取材を続ける。
2004年度「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞。

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#246 北の国・余市から

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僕は北海道の出身なので、余市町は何度か訪れたことがあります。近年はNHKの「まっさん」ブームで脚光を浴びたようですが、今回、後半の特集の取材を担当したHBCの河野さんによると、余市町の人口減少は止まらず、とうとう2万人を切ってしまったそうです。だから特集で扱われた北星余市高校の廃校危機話はとても、他人事とは思えないような思いをしたのですが、それ以上に、校長先生や寮母さんたち、在校生たちの言葉や所作にとても惹かれるものを感じました。先日、倉本聰さんのお芝居『屋根』を観てきたんですが、そこで飛び交う北海道弁を聴いていて、なまら懐かしかったべや。涙出てきて、わやだ。その連続線上に、今回の特集がありました。スタジオ部分を再録しておきます。
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2月13日放送スタジオ部分
〈あいさつ〉
金平;こんばんは。「報道特集」です。高市総務大臣が国会で、テレビ局の電波停止の可能性に言及しました。「表現の自由の確保」をうたった放送法の精神をどこまで理解しているのか、疑問の声が上がっています。こんな「脅し」ともとらえられかねない発言が大臣から出ること自体、時代が悪い方向に向かっていることの証しではないでしょうか。続いてはこちらのニュースです。

〈CM2前 ローカル 特集ふり 15秒〉
金平;この後は北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射です。
小林;有事の際に日本は、どう対処すればいいのでしょうか?
ミサイルが発射されるたびに国会などで議論される、
「敵基地攻撃論」とはなんなのか検証しました。

〈特集① リード〉
日下部;特集です。北朝鮮は今週日曜日、「人工衛星」と称する
    事実上の長距離弾道ミサイルを発射しました。
    有事の際、日本はどのような対応が可能なのでしょうか。
    ミサイルが発射されるたびに国会などで取り上げられる、
    「敵基地攻撃論」について検証しました。

〈特集① スタジオトーク〉 *ゲスト&フリップあり
小林;ここから巡田記者とともにお伝えします。
日下部;国会の論戦などでよく耳にする敵基地攻撃論、技術的には口で言うほど簡単なことじゃ全然ないんですね?
巡田;元航空自衛隊の幹部が言っていましたけれど、特攻隊よりも無謀なことだと。自衛隊というのは発足以来すっと憲法の縛りもあって「専守防衛」できてますから、海外に出てですね、海外の基地をたたくなんてことはですね、装備からいってもできないですね。
日下部;たとえ技術的に可能でも周辺国は黙っていないのでは?
巡田;絶対黙ってませんよね。このトンチャンリとムスダンリという日本海側の基地は長距離弾道ミサイルの基地ですね。ここにずっと日本を射程に入れたノドンという弾道ミサイルが配備されているんですけど、要するに韓国にしても中国にしても、ここにロシアもありますよね。敵基地攻撃をすると、ピンポイントだけじゃなくて、そこに行くまでに領海や領空を相当侵犯しないとですね、これはできないという、絶対できない、ということです。
金平;ミサイル攻撃の後、北朝鮮が、ケソン工業団地を全面中断して、拉致問題特別委員会の一方的解体と、ここに来て、北朝鮮は国際社会から引き込もる形になっていますでしょ。こういう時こそ、挑発に乗らずに冷静に北朝鮮を国際社会に引き戻す努力が必要だと思いますが。
巡田:軍事的な優位っていうのがどこの国も保てないですね。だからやっぱり国際舞台で外交的に解決していこうというのが一番の策だと思いますけどね。
金平:敵基地攻撃論というのが「机上の空論」だというのに説得力を感じましたが
巡田:突然いつも北朝鮮のミサイルを背景に持ち上がってくる論ですよね。

<特集② リード>
金平;次です。
高校中退者や不登校の生徒を全国から受け入れている
北海道余市町の北星余市高校が廃校の危機に直面しています。
生徒が集まらなくなった背景は、少子化だけではないようです。
「この高校を存続させたい」と奮闘する学校長と生徒会長を追いました。

〈特集② スタジオトーク〉*ゲストあり
小林;北星余市高校を長年取材している北海道のHBC河野(こうの)記者です。校長先生と生徒の距離感が本当に近いのが印象的でしたけど、ああいった高校なかなかないと思うんですよね。こちらの高校の大きな特長はどのようなところであると思われますか?
河野;職員室が生徒のたまり場になているところはあまりないと思いますね。生徒はいやな大人のところには寄っていかないので、距離の近さというのは、教師の人間くささとか教師の魅力に他ならないと思います。この学校の教師は、生徒をほめたりしかったり、仮に自分が誤ったことえをしたら素直に生徒に謝罪したり、本当に根気よく生徒と向き合っています。その粘り強さが大人不信の塊だった生徒を少しずつ変えていくという、そんな例をこれまで取材にて何度も見てきました。道徳教育を上から生徒に押し付けるのではなくて、現場の教師の一人ひとりが、生徒と過ごす時間を増やしたほうがはるかに教育的だとこの学校を取材して実感します。
日下部;どんな形であれ人と触れ合う場所、異質なものと出会う場所が必要だと思うんですね。廃校の回避の可能性というのはどうなんですか
河野;これは正直言って、4月9日の入学式当日を迎えてみないとわからないですね。不登校の子供は、特に引きこもっていた子供は、動き出すのに時間がかかりますし、今この時期も新学期どうしようか悩んでる子もたくさんいると思うので、ふたを開けてみるまでわかりません。去年40人だった新入生が90人に増えるのかといえば、なんともいえないんですけど、ただ学校のHPに掲載しているドキュメンタリーとかは、アクセス数を伸ばしてますし、各地でPTAが臨時の学校説明会を開いています。学校関係者は誰も望みを捨てていません。
金平;生徒会長のビアン君のラップいいですね。学校というものの原点を見ているような思いがしました。1988年からの長期取材、ご苦労様でした。

<エンディング> 
小林:明日2月14日はバレンタインデーです。
金平:えー。上村さん大変でしょ
上村:私今年50個くらい買って、痛い出費ですね
日下部:今年は週末と重なったから義理チョコを節約できたんじゃない
上村:日曜日も仕事が入っているんです私。
小林:あいさつみたいなものですよね。コミュニケーションツールです
金平:松・竹・梅っていろいろあるんでしょ。
「報道特集」ではまた来週



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