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日下部正樹
1985年 TBS入社。
政治部、香港支局長、北京支局長、外信部デスクなどを務め、2010年9月までは、ソウル支局長。

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歴史大国と数字

エジプト・カイロに行って来ました。
一週間ほどの滞在で帰ってきたので、
ムバラク大統領辞任という歴史的な瞬間には立ち会えませんでしたが、
久しぶりに緊迫した現場での取材でした。
vrHjbJIgnw.jpg
カイロでの取材について
ここで細々書くことはしません。
ただ困難な状況にあっても
フレンドリーで包容力あふれるエジプトの人たちの事。
一方で一部人たちが
我々外国人記者に向けた激しい怒りについては
忘れないでおこうと思います。
GwM4blZ5Re.jpg
ここでカイロで取材中感じた他愛もないことを・・・。
中国に駐在していた時も感じたのですが、
歴史大国というのは数字について大雑把と言うか、
悪く言えばいい加減、よく言えばおおらかだということ。
カイロ市内の広場に集まったデモ隊の数についても
エジプトの人たちの見方は相当大雑把でした。
dYRPexNY7p.jpg
数字に細かい日本人である僕が、
エジプト人スタッフに広場には何人集まっているのと聞くと、
大概返ってくるのが「10万人。」
こちらが「それだけ?」と聞くと「20万人。」といきなり倍。
呆れて黙っていると
「100万人かな」と簡単に大台にのせてしまうのです。
とにかく大勢いると言うことが伝わればいいのだろうな。
だいたいエジプトの歴史だって
5千年だか8千年だか人によって違うし・・・。
中国も3千年だった歴史がいつの間にか5千年になってるし、
数千年の違いは大きいと思うのだけどなあ。
エジプトの人も中国の人も特に気にしている様子も無い。
なんか似ているなあ。
1LuzH8Dr5V.jpg
最後に取材中、
エジプト人スタッフと共に僕らを支えてくれた強い味方。
3sTELXnbMP.jpg
そら豆で作ったターメイヤというエジプト版コロッケを
ピタパンで挟んだだけの簡単なものだけど
これが実に美味しかった。



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  • かーんじゃさん
  • 2011/02/27 00:17
初めまして。日下部様。
中国とエジプト。歴史大国の数字の感覚のご指摘は、鋭いです。
数字をいう具体性、正確性を伝える記号を、「大きい」「多い」という意味の表現手段にすることは、驚き。国民性の違いってこのような面にも現れるのですね。
中国では、数字を介した表現の曖昧さを、一部に逆手(?)にとっているところもあるようですが……。
歴史の数字にしても、したたかさを感じました。
インドにもこうした傾向があるのかな?