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日下部正樹
1985年 TBS入社。
政治部、香港支局長、北京支局長、外信部デスクなどを務め、2010年9月までは、ソウル支局長。

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平壌報告

今回は先月下旬から
今月上旬にかけ訪朝した後
フェイスブックに載せている
「平壌報告」を一挙にご紹介しましょう。
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などとぶち上げてみましたが、
このところ出張が立て込んでいて
なかなかネタを探す余裕が無い
というのが本当のところです。
手抜きとは思わずにお付き合いください。
まずは番外からです。

●平壌報告番外●
今回は高麗航空ではなく
中国国際航空でピョンヤン入り。
機内食は高麗航空の勝ち。
客室乗務員の服務態度は
両者に教育的指導。
それにしても機内は欧米人ばかり。
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●平壌報告その1●
開店したばかりのレストランにて。
第一書記も食べた「牛ひき肉胡椒鉄板焼き」。
(ハンバーグとは言わない。)
これをビビンして食べる。B級なれど美味い。
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●平壌報告その2●
煤煙を吐き出し続ける火力発電所。
煙の量からもフル稼働状態が伺える。
それでも停電は起きる。
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●平壌報告その3●
北京から観光に来た女の子。
「今は島の事で大変だけど、私日本が大好き。
行ったこともあるのよ。」と屈託ない笑顔。
平壌中心部は中国人観光客だらけ。
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●平壌報告その4●
午前6時半金日成広場を走る。
今回は合わせて30キロほど平壌の街を走ってきた。
車窓やホテルの窓からとは違う街の表情が見える。
監視は無かったと思うが
カメラを取り出す時は若干緊張。
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●平壌報告その5●
平壌の音楽大学声楽科の教室。
美しく豊かな歌声に圧倒される。
でも彼女らはビートルズも小澤征爾も知らない。
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●平壌報告その6●
「世界最大の廃墟」と言われた
105階建て柳京ホテル。
長い事コンクリートむき出しのまま
放置されていたが、
エジプトの財閥「オラスコム・グループ」
の後押しで工事が再開された。
この夏一部オープンと言われたがその気配なし
7ajcdtEMwO.jpg
●平壌報告その7●
中国から日本・韓国にも広がり
東アジアの味?になりつつある「羊肉串」。
平壌でもあの独特のスタイルで食べられる。
大使館街に近かったので
小さな子供を連れた
某欧州国大使館員の家族の姿も。
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●平壌報告その8●
ここは東京の秋葉原でも
北京の中関村でもソウルの龍山でもない。
平壌の外国人旅行客が滅多に来ない一画。
VAIO、lenovo、DELL、Apple一通りある。
店は価格とアフターサービスを競い合う。
経済制裁下にある平壌のひとつの現実
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「百聞は一見に如かず」といいますが、
漢の時代から言い伝えられてきたこの言葉が
現在の北朝鮮に当てはまるのか
はなはだ疑わしくなる事があります。
この目で見ているものが
全てが虚像なんじゃないか・・・
まんまと騙されているんじゃないか・・・
北朝鮮にいると何と言うか
自分の五感が実に頼りなく感じるのですね。
ここに掲げた写真もかの国の本質に
何も迫まれていないのかもしれません。
それでもなんとか
北朝鮮の素顔の一端でも
捉えてやろうと思って
近く今年4回目の訪朝を予定しています。

●平壌報告おまけ●
これが一部で噂の大同江ビール。
これは中国や韓国の一般的な
ビールより断然うまい。
これは現実。
虚像でもなんでもない。
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