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出水 麻衣

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遅ればせながら!

皆さん!遅ればせながら、2017年も
どうぞよろしくお願い致します。

冬の乾燥して澄み切った青空に映える
冠雪した富士山の姿を会社の窓から
眺められる日が多くてうれしい限り。
思わず手を合わせたくなる
ありがたさがありますよね。

さて、山と言えば時間がたってしまいましたが、
昨年のキリマンジャロ登山のことを
少し書かせて頂きます。

5895m、アフリカ最高峰の地。
気軽に行ける場所ではないと日に日に
興奮より不安が勝っていた気持ちを
支えてくれたのはプロのアドバイスでした。

まずは登頂を可能にしたトレーニングについて
ご紹介します。

一つ目のトレーニングは、三日坊主の私が
毎週ほぼ欠かさずもう数年に渡って
続けられている樫木裕実先生のレッスンです。

IqzePrRrpy.jpg

登山は、両手にトレッキングポール
(スキーのストックのような杖)を持って、
登る際のサポートに使うのですが、
コツは手を使いすぎないこと。
ポールに頼りすぎてしまうと、
あっという間に胸が筋肉痛に…

なので、大きな筋肉を出来るだけ活用して登る!
例えば、右足を踏み出したときは
右のお尻と太ももの筋肉を意識、
左足の時はその逆…と重心をしっかり左右に
乗せながら登ると体に負担が少ないように
思いました。

この登り方に気が付けたのも、
普段から教えて頂いていた知識があってこそ。
日頃から運動して体の動かし方に少しでも
意識を向けておくと登山にはプラスになると
思います。

樫木先生のトレーニングのお陰で
5895mの山頂までの6日間、
驚いたことにまったく筋肉痛にならず、
他どこも痛まず登り続けられました!

体幹を鍛えて全身に使える筋肉を
つけてもらったからだと実感して、帰国後、
大興奮してご報告させて頂いたところ
自分のことのように喜んで下さって
嬉しかったです。


2つ目は、山登りのプロの下でのトレーニング。
今回は、登山家の三浦雄一郎さんが主宰する
ミウラドルフィンズにて低酸素トレーニングに
4回ほど参加しました。

トレーナーさんが見守る中で
低酸素に設定された部屋に入り、
体内酸素濃度を測る器具を付けて階段昇降など
体を動かしてみる。

Upmsx2_DOt.jpg

体内の酸素が減ると、視界に靄がかかり、
耳が少し遠くなったように感じ、
何より頭が回らなくなってきます。
その、体が酸欠になっている状態を知る!
その感覚を事前に知れたのは大きかったです。

あとはちょっと驚き!「寝る」トレーニングを
行いました。

「寝る」ことがトレーニングってなかなか
ユニークですよね。
というのも、起きているときは
深い呼吸を意識できても、眠りに落ちてしまうと
途端に体に染みついている普段就寝中の
呼吸に戻ってしまうそう。

実際に私も起きている間は問題がないものの、
寝た瞬間から体内の酸素量が
ガクッと減っていました。

目が覚めると高山病になっているなんてことも
多いということで、体内酸素濃度が
低い空間で何度か実際に眠って
体が少しずつ慣らしていきました。

キリマンジャロなど世界の名峰登山を
経験しているプロに、寒さ対策や
持ち物のアドバイスを頂けたことも
とても大きな安心材料になりました。

丁寧に対応して頂いたトレーナーの皆様に
感謝です。


と、思い出しながら書いていたら
熱くなって長くなってしまいました!

最後まで読んでくださってありがとうございます。

次回は持ち物編をお届けしますので、
ご興味のある方は
また覗きに来てくださいね!




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