「ニンテンドー3DSを入手」 ― 氏家夏彦

今回は普段のあやぶろとはガラッと雰囲気を変えて・・・

ゲームメーカーのレベルファイブ、日野さんからニンテンドー3DS用の最新ゲームソフト「レイトン教授と奇跡の仮面」を送っていただきました。
ところが3DSがなかったので急遽、あやぶろ事務局関根が新宿ビックカメラへダッシュ。ちょうど入荷したというタイミングでゲットに成功!10分後には売り切れたそうです。

箱を開けて袋から取り出した3DSの第一印象は、ちょっと無骨な感じ。普通のDSは洗練されたフォルムだと思うのですが、3DSは洗練されているとはちょっと言えず、外側のデザインまで手が回りませんでした…という印象がしてしまいます。
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で、先ほど起動しました。実は裸眼3Dには大して期待していませんでした。私の携帯電話は裸眼3Dが売りの一つなんですが、これが全然いまいち。画像は荒いし動きも滑らかじゃない。だからどうせ大したことはないだろうと本当に期待してませんでした。ところが・・・

はっきり言って驚きました。
その場には他に2人いたのですが、皆が思わず「おぉー」と感嘆の声をあげた程です。

私は大型液晶3Dテレビを持っているんですが、眼鏡をかけて3D映像を見た時と遜色ない画質と動きです。むしろ眼鏡をかけない分、楽だし画面も明るく感じます。もちろん裸眼タイプですし画面も小さいですから3D映像を見ることができる範囲は広くなく、二人で一緒に3D画面を見るのにはちょっと無理があります。しかし正面で見ている分には問題なし。元々一人用のゲーム機ですから。

ゲームの中身も、最初に3D映像を活かした軽いアクションゲームを加えたり、レベルファイブもいろいろ工夫してくれています。きっとゲームを進めるうちに、3D映像でないとできないなぞ解きも出てくるんでしょう。楽しみです。
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3DS売り出し前には、2万5000円という価格設定が高すぎるのでは…という見方もあったようですが、少なくとも3D映像に関しては満足いく水準だと思います。まだゲームの最初の方をやっただけなので、目が疲れるかどうかはよくわかりません。人にもよるでしょうし。少なくとも私は他の3Dゲームもやってみたいと思いました。特にアクション系をトライしてみたいです。

TBSではニンテンドーDS向けやソニーのPSP向けの映像ソフトも出しています。3D映像についても様々なジャンルで映像アーカイブを増やしています。このニンテンドー3DSという新しいデバイスをどう活用するのか、楽しみがまた増えました。

今回はいつもの難しいメディア論ではなく、気楽な内容にしました。たまにはこういうのがあってもいいと思います。

ところで、もうすぐ志村さんの新しい原稿をUPします。今回は前回にまして過激な内容です。ご期待ください。


氏家夏彦プロフィール
1979年TBS入社。報道・バラエティ・情報・管理部門を経て、放送外事業(インターネット・モバイル、VOD、CS放送、国内・海外コンテンツ販売、商品化・通販、DVD制作販売、アニメ制作、映画製作)を担当した後、2010年TBSメディア総合研究所社長。月に200km走るのが目標です。週末は海に出てます。はっきり言ってゲーム・アニメは大好きです。ツイッターとフェイスブックはぼちぼちやってます。



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