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「前川せんぱいに、まど☆マギを薦めたワケ。」 -須田和博

そもそも、なぜ自分は、前川先せんぱいに、今年ナンバーワンの大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を薦めてみよう、と思ったのだろうか?

きっかけは、あやブロのメールのやりとりの最中に、70年代の番組「悪魔のようなあいつ」を、前川せんぱいがリコメンして、「DVD貸すよ」と言ってくださったことだった。
「それは、ぜひ見たいものだ」と、興味を惹かれたのが、はじまりだった。

70年代。当時の革命的TVシリーズと、同じような取りくみを「2011年」においてやっているのは誰だろう?
若者の熱狂的な支持を得る「挑戦的な取りくみ」を、TVにおいてやっているモノって何だろう?

そう、ふと自問した。

「あ、それは、今なら、まど☆マギだな。」
なんら気負いなく、すぐ答えが浮かんだ。

だから、前川せんぱいが「悪魔のようなあいつ」を紹介してくれるのと同じように、
自分は、前川せんぱいに「まど☆マギ」を紹介したいな、と普通に思ったのだった。

「前川せんぱいは、きっとまど☆マギを気に入ってくれるに違いない。」
そう、なんら気負いなく、普通に確信した。

なぜ自分は、前川せんぱいが、きっとまど☆マギを気に入るに違いないと思ったのか?

それは、「魔法少女まどか☆マギカ」が、

1.とても「論理的」に作られたフィクションであること。
2.TV番組のある「ジャンル」に対して、批評的な論考を物語の中でしていること。
3.作り手の「革命の意志」というべき決意がシリーズ全体に感じられること。
4.大震災で放送延期された最終回が、結果的に「メディア現象」のような祭りになったこと。

「ロジック」「批評」「革命」「メディア論」。
そう並べてみると、これを前川せんぱいが気にいらないワケがない。
ぜひ、批評・感想を訊いてみたいと思った。

その昔、若きTVマンが、世に問うべき革命をドラマに持ち込んだように、
今、アニメ制作者の中でも、もっとも志のある人たちが、世に問うべき物語として、制作したのが、まど☆マギだと自分は思っている。
そして、ファンの意志と、運命的な偶然が、まど☆マギを伝説の逸品にした。

「今年一番のヒットアニメだから見て欲しい」というような薄い紹介ではなく、
「TVにおける革命というのは、たとえば今ならこういうことですか?」
と、まど☆マギを紹介して、前川せんぱいに訊いてみたいと思ったのだ。

だから、自分は、
「きっと、前川せんぱいは、まど☆マギを気に入ってくれるに違いない。」
そう、素直に、思って、

「前川せんぱい、まど☆マギ見て下さい〜」
と、本当にごく何気なく、メールに書いたのである。

111018_須田和博 <suda@i-hakuhodo.com>



須田和博(スダカズヒロ)プロフィール
1990年 博報堂入社。「使ってもらえる広告」著者。クリエィティブ・ディレクター。現在、エンゲージメント・ビジネス・ユニット在籍。多摩美術大学GD科卒業後、デザイナーとして博報堂に入り、以後、アートディレクター、CMプランナー、WEBディレクターと、7年周期で制作領域を遍歴。全媒体を作り手として把握できる、広告業界でも希な制作ディレクター。2009年「ミクシィ年賀状」で、東京インタラクティブ・アドアワード・グランプリと、カンヌ国際広告祭メディア・ライオンを受賞。新潟県・新潟市出身。



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