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あなたはいったい誰ですか? ― 志村一隆

「リアルタイム」でなくても「リアル」に感じる

あやブロでたびたび話題(2/9、2/10ポスト)になっている「お前はただの現在にすぎない」の萩元晴彦さん制作、「あなたは・・・」をTBSオンデマンドで見た。街頭で「あなたいったい誰ですか?」と質問し、普通の人たちが答える映像が続く。
番組最後のパートで、「あなたにとって幸福とはなんですか?」という問いかけが何人にも続けられ、多くの人が「平凡な生活」と…



1票の行使より現実感のある共同体への参加 ― 志村一隆

ラスベガスのローカルニュース、震災関連のニュースは2件あった

地震が起きたとき、私はニューヨークに居たが、先週はラスベガスにいた。そこで見聞きしたメディア体験を「記録」してみたい。
4月のラスベガスは、気温25度、湿度10%。汗もかかないし、髪はサラサラで、プールサイドは水着姿で本を読む人で溢れている。
ラスベガス滞在中、毎晩11時からKLASというCBS系列局のニュース番組を見た。5回見たうち…



[「正しさ」は一つではないだろう] ― 志村一隆

空虚は「正しさ」によって満たされるのか?

知人の実家は福島原発から40キロのところにある。実家の母は、それでも東京に避難したらという知人の声に耳を貸さない。「テレビで大丈夫だと言っているから」だという。「いわきは大変だねぇ」という意識なのだ。
ある人のツイートに、「情報開示から漫画による解説」までないと「多くの人は正しく判断できない気がする」というのがあった。
「正しさ」は、やさしく簡単なもので…



「複眼報道の時代」 ― 志村一隆

CNNとNHK、TBSのネット配信

地震が起きたとき、私はニューヨークに居た。向こうの深夜1時半頃、時差ボケのままツイッターをぼんやり見ていたら、とあるアメリカ人が「日本で地震?CNNをみなくちゃ」とつぶやいている。
早速、テレビをつけると、津波に逃げるトラックが飲み込まれ、海に現れた巨大な渦巻きに1艘の船が引きずり込まれている。
それから朝まで、ツイッターとCNN、NHKの海外放送を見続けた。…



テレビの「信用」は、何に拠って担保されるのか ― 志村一隆

2月15日のポストの14で、前川さんに「国家安全保障システムの放送(情報)と市場性の関係について」私の考えを聞きたいと言われた。そこで、あれから考えていたことを述べてみたい。
「メディア論ノート2002」(高度情報化社会のガバナンス所収、NTT出版)で、前川さんは、増幅するシステムのフィクション化と、そのシステムと人々の「信用」という関係性に警鐘を鳴らし、「マスメディアというブランド。何が真実かで…



「テレビはテレビの可能性を突き詰めているのだろうか」 ― 志村一隆

テレビの時間性は想像の共同体の形成を持ってしてその責務を負う

前川さんの2月5日のポストの(4)には、「テレビの時間性」について、権力によって許しがたい事実でも呈示してしまえる存在、これがテレビの可能性である、ということが述べられている。では、その可能性をテレビは突き詰めているのだろうか?
テレビが活躍する場は、政治と生活の幅のギャップにあり、そこで制度的担保による情報編集作業を行なうのがテレビである(メディアノー…


「ネットへの規制と時代によって変わるメディアの必然」 ― 志村一隆

インフラとしてのインターネットに国家はどう関わるのか

2010年12月21日、FCCが「内容によってコンテンツの排除はしないが、大量の利用者には従量課金制を認める」という採決をしました。
それに対して、アメリカの大手通信キャリアベライゾンが、「FCCにはそのようなことを言う権限はないはずだ」という訴訟を起こしています。アメリカの経済界は、政治への影響力が日本では想像できないくらいあり、法律は自分…



「知らせるべきではない世界」は誰のものか? ウィキリークスとフェイスブック ― 志村一隆

政治と生活に距離がウィキリークスを育てる

私が「『知らせるべきではない世界』はそもそも存在してはならないということだろう」と考えていると、前川さんに指摘された。(12月24日 続・ウィキリークス問題私見)
問題は、その『世界』は誰のものか?だ。
前川さんが紹介していた朝日新聞(12月23日)の「論壇」・「情報流出 公開の境界だれが決める」で、東浩紀さんは、「知らせるべきではない世界」の範囲は「だ…


「ウィキリークス、知るためのツール」 ― 志村一隆

知りたいニーズを満たすウィキリークス

ウィキリークスは、とても便利だ。報道機関が教えてくれなかった情報を知れるから。政治だけなく、経済でも大企業が自社に都合の悪い事実を隠すことはある。しかし、隠しきれないこともある。
ちょうど2年前、私はウィキリークスを使って資料作りをしていた。アメリカやイギリスの通信キャリアやケーブルテレビ会社が、ユーザーの行動データを取れる仕組みを導入したときに、インターネ…



「ネットTVの衝撃」 ―志村一隆

視聴行動データをIT企業に吸い取られているテレビ局

前川さんのポストNHKはなくても良いと民放は言えるか」に、「広告主、広告業界、テレビ・ラジオ業界がネット時代のマーケティングを共同」でおこない・・・と書いてある。思わず「そうですよ!」と膝を打った。
ただ、前川さんは、日本の放送市場のなかで、「NHKと民放が共存共栄を図る」という立ち位置であるが、「ネット時代は、放送もネットも国内も海外も関係な…