ウクライナの映画『ザ・トライブ』を観ました
全編通して会話なし・字幕なし
すべて手話だけで物語がすすんでいきます
登場する人たちは、全員耳が聴こえなくて手話で会話をします
もちろん、BGMなどの音楽も一切ありません
私は不勉強で手話は詳しくないので
完全にストーリーを追えていたかというと、自信がありません
でも「ここはこうだろう」「こういう事を言ってるんだろう」と
ひとつひとつ想像しながら観ていました
ジッと観ながら思っていたことは、
当たり前ですが
みんな同じように日常がある。ということです
耳が聴こえる私も、耳が聴こえない映画の中の人たちも
目の前のことに必死で、どうにかあがいて、それでも失敗して
そういうことの繰り返しで日々が過ぎていくこと
映画なのにドキュメントのような撮り方で
ずっと心臓がザワザワしていました
内容は、物凄く暗いです
観終わった後は、どん底に落ちます
それでも、観て良かったです
お時間がある方は、ぜひ☆