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在京の民放キー局で 唯一、ラジオとテレビで放送をしている TBSのアナウンサーとして。 先日、八王子盲学校にて 防災訓練の お手伝いをしてきました。 防災士という「資格」と アナウンサーの「スキル」を組み合わせた TBSのCSR活動の一環です。 防災士資格取得に向けて 学んできた知識や 災害現場で見てきたことと。 ラジオ実況で身に付けてきた 言葉による状況説明や即時描写を 「避難誘導」に生かせないだろうか・・・。 僕自身にとっても、 TBSにとっても、 盲学校の皆さんにとっても。 これまでにない チャレンジとなりましたし、 大きな学びの場になりました。 視覚障がい者の生徒にとって 「音」や「言葉」による情報は、 生きていく上で最も重要な要素の1つです。 それは、つまり災害時には 命を守ることができるかどうかに直結する 「情報」になるということです。 何をどのように伝えればいいのか。 同時に、それが 生徒達にどのように(あるいは正確に)伝わるのか。 東京都の防災マニュアルや 東京消防庁の推奨する災害時における 優先行動順位などを参考にはしました。 しかしながら、その言葉で、その情報で、 本当に命を守らせることができるのか。 1つ1つの情報には、重い責任が伴うと感じました。 そして視覚障がい者にとって ラジオがいかに大切なメディアなのか 改めて見つめ直す機会になりました。 また当日は、新聞各紙の 記者の方も取材に訪れて頂き、 記事にもして下さいました。 これからも1つ1つ 自分にできることを考えて それを実行に移していこうと思います。 最後になりましたが、 一緒に学んでくれた 八王子盲学校の生徒の皆さん。 本当に、ありがとうございました。 またお会いできるのを 楽しみにしています!