8月3日に行われた
男子バレーボール国際親善試合
日本vsカナダの取材に行きました。
カナダは今週末に控える
東京五輪出場を懸けた
大陸間予選に向けてベストメンバー。
その中で日本は
セットカウント3-0で快勝、
カナダから4年ぶりの白星でした。
石川選手がチームトップの17得点!
6本ものサービスエースを決めるなど
カナダのサーブレシーブを圧倒しました。
サウスポーエースの西田選手も
チーム2位の14得点を挙げるなど
ダブルエースが、存分に力を発揮!
さらに、この試合では
日本に頼もしい
選手が帰ってきました。
2008年北京五輪で
日の丸をつけてプレーした
清水邦広選手です。
2枚替えで起用されて
第1セットの20点目となる
スパイクを1本、決めました!
清水選手は昨年2月に
右ひざ前十字靭帯などを
断裂する大けがをしました。
その後、懸命なリハビリと
トレーニングを乗り越えて
3年ぶりに日本代表のコートに復帰。
試合後のインタビューで
盟友・福澤選手とのことを聞かれて
涙を浮かべて答える清水選手。
「一番、つらい時、助けてくれた。
一番近くで、ずっと支えてくれた仲間。」
と感謝を述べていました。
そして福澤選手は
「合言葉は、現地集合。」と
話していました。
怪我やメンバー争いなど
お互いに長く険しい
道のりを進んだ先にある、、、
「東京五輪という
『現地』で『集合』しよう。」
という2人だけの合言葉。
2008年北京で戦った時、
2人はともに大学4年生でした。
その北京では、5戦全敗。
ロンドンとリオの舞台を逃し
何度も味わってきた悔しい思い。
ついにやってくる東京五輪へ。
現地に集合する12名が
誰になるのか、まだ分かりませんが、
2人の絆は大きな力だと感じました。