先日、日本人宇宙飛行士の山崎直子さんが搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げが、寒さのため延期になったと発表がありました。
元々の打ち上げ予定は3月18日で、打ち上げ自体は氷点下で無ければ実施できるのですが、ディスカバリーの組立棟への移動ができなかったことが理由だそうです。
低温下では、シャトルの姿勢制御用の噴射装置が燃料漏れを起こす恐れがあるのだとか。
結局、4月5日になったそうです。
北極からの寒波の吹き出しの影響で、米国は先週、本土全体が大雪や寒波に見舞われました。
NASAによると、ケネディ宇宙センターでも記録的な寒さが続いているとのこと。
オーランドは最近、最低気温が5℃以下、最高気温も10℃台前半。
普段はこの時期でも最低気温は13℃くらい、最高気温は23℃くらいと、冬でも温暖な土地です。
となると、今回の寒波は、確かにかなりな低温と言えるでしょう。
確かに、以前に自分がケネディ宇宙センターを訪問したとき、カレンダー上ではもう冬にかかろうかという時期でしたが、半袖&クーラー必須でした。

(写真はケネディ宇宙センターのVAB(Vehicle Assembly Building)。バスで近くまで行けますが、この建物の中には入れません。)
それにしても打ち上げ7秒くらいで周囲の気温はそれくらいになるわけですが、つまり、打ち上げの瞬間はそれだけデリケートってことですね。

(写真はアポロ計画のサターンロケットの実物。スペースシャトルとその格納庫は撮影禁止でした。)
先日、東京で雪が降りましたが、ここでも電車が遅れるなどの影響が出ました。ちょっとの雪ですぐに影響が出てしまうとは、首都圏の交通網は、こちらも別の意味でとてもデリケートです。
バンクーバーでは雪不足と高温が選手達、関係者を悩ませていますが、雪を運んでくる以外、人間にはどうしようもないことです。
どんなに最先端の技術や社会でも、結局は気象など自然には勝てない。
人間は、なんて無力なんだと思った今日この頃でした。
さて、日本は今週、寒さはそろそろ底を脱して、春めいてきそうです。

季節変わりなので、天気はぐずつき気味です。