上野の国立科学博物館にて
「インカ帝国展-マチュピチュ「発見」100年」始まりました。
日本からペルーはとても遠いのに
アンデス文明ってなぜか親しみやすく感じます。
丸っこい土器に描かれた絵もなんだかユーモラスに見えますし
赤を使った織物、銀の櫛、どれも”ほっこり”した気持ちになる
デザインです。
一方で ミイラや開頭手術のあとのある頭蓋骨も展示されていまして
そのギャップがすごいですよね。
こちらはインカの「石組み」。
石を組み合わせ積み上げるだけでなく
すこしずつ石鎚で砕きながらピタリと合わせたそうで
カミソリ一枚も通らないほどキッチリ。
優れた技術ですね
他にも「キープ」と言われる
ひもの首飾りのようなものが展示されているのですが
その結び目の位置で 情報を記録/伝達していたそうで
フシギがいっぱいです~(文字をもたない文明なのに!)
今回の展示品、日本初公開のものがほとんどだそうです。
さらにマチュピチュの3D映像は
「実際に行くより行った気になれる」というすばらしい出来。
空中都市といわれるマチュピチュの空気を満喫できました!
東京・上野では6月24日までですが
そのあと日本各地を回りますので ぜひお出かけくださいね。